2020年12月18日金曜日

音楽は何を聞いているのか?

入院中、
自主トレーニングでエアロバイクに乗るようになり、
Googleの”Play Music”のクラウドに保存していた曲を、
フリーWi-Fiのあるロビーでスマホにダウンロードして、
スマホとワイヤレスイヤホンを接続して、
バイクを漕ぎながら、爆音で曲を聞いていました。
その時、聞いていたのは、
aiko  Kis-My-Ft2  Perfume  です。
エアロバイクは窓際に設置されており、
漕ぎながら、
窓を突き破って空を飛んで脱走する、
という妄想を毎回していました。
(リハビリ室が3階でした。)

何故、曲を聴いていたかというと、
入院生活(=他人との共同生活)があまりにも辛いため、
ここは病院ではない、と自己暗示をかけるためです。
他の患者さんのリハビリの声が聞こえると、
入院中であるという現実に引き戻されてしまうからね。
若手患者さんの中には、
イヤホンやヘッドホンを一日中している人もいました。

退院してからは、
パソコンとワイヤレスイヤホンを接続して、
YouTube Music  アプリで、
家事をしながら音楽を聴いています。
2020/11は、YOASOBI
2020/12は、米津玄師
にはまっていて、鬼リピしています。

2020年12月17日木曜日

談話室で読んだ本

入院していた病院の談話室に、
これらの本が置いてあり、読みました。
特に”もしものせかい”が、刺さりまくりました。
談話室でコッソリと涙ぐみながら読みました。

脳梗塞で入院中の病院の、
談話室に置いてあったので読みました。
本の帯に、
もしもなにかをなくしたら。
もしももどってこないなら。
とあります。

今の私にとって、
無くしたものは、体の機能。
そして、それは100%はもどってこないものです。

その現実がありつつ、
この本を読んだら、めちゃくちゃ刺さりました。
今53歳。リハビリ病院に入院中。院内談話室の本棚にこの本を見つけ、トメさんの本だったので、迷わず手に取り読みました。40代以降の方は、体の不調を感じていなくても、読んだ方が良いと思いました。私は手元に置きたくなったので、購入予定です。
”先生に”、”貯金” という題の詩が良かったです。

今、リハビリ病院に入院していて、その病院の性質上、患者は高齢者が多いです。職員は高齢者向けの言葉使いの方が多く、それで対応されると、気分が良くないです。先生に という詩と似ている状況です。
家族がこの障害になったら、支えられるのか、自信がないです。自分もこの病気になる可能性があったことを思うと怖くなります。
リハビリ病院に入院中で、この障害だろうなと思われる人が身近にいます。認知症とは違う感じで、浅く関わるだけでは、この障害とは分かりにくいと思いました。

2020年12月16日水曜日

夢をかなえるゾウ1 と 神さまの家庭訪問

 

友人に退院祝いとしてプレゼントされて読みました。
本の題名は知っていたけど読んだことがありませんでした。
結構分厚いな、と思いながら読み始めたけど、ガネーシャが面白くて、時々声を出して笑いながら、あっという間に読み終わりました。
心に残ったガネーシャの課題は、”一日何かをやめてみる”です。
この考え方は知らなかったし、なるほどと思いました。
ハゲヅラがゆっくりと床に落ちた。←泣きました。

日本神話の部分は、全く興味がなく頭に入りませんでしたが、
33のお話部分は、自分の毎日の言動で気を付けようと思うことが多くありました。
自己重要感、それは子供時代に親からのみ与えられるもの、とPTAの講習会で聞きました。
私は自己重要感が低いのですが、
自分の価値に気がついて、少しずつ自分の自己重要感の穴が埋まっていくと~
とありました。
自分で自分の価値に気付くことによって、自己重要感は高くなる、ということらしい。
今は全く自分の価値を見出せないのですが、
自己重要感を高めることが出来ると知れたことが良かったです。