2020年10月20日火曜日

トウフというシステム

私は小学1年~小学4年まで、
名古屋市港区の小学校に通っていました。

そのころ、
私の母は、担任の先生に、
「娘は右手が不自由ですので、配慮を願います。」と言い、
担任の先生は、
「○さん(私)は、右手が不自由です。」
とクラスメイトに言っていました。

当時、
年齢の低い子と一緒に遊ぶ時、
その子は”トウフ”と役付けされ、
失敗しても、
縄飛びの縄を持ったり、
ゴム飛びのゴムを持ったりすることなく、
遊び続けることができる立場となりました。

私は、クラスの中で、常に”トウフ”の立場でした。
右手が関係ない遊びでも、常に”トウフ”で、
私もその立場になりきるべく、
弱い庇護されるような人間を演じていたように思います。

小学4年生の3学期に引越しをし、転校しました。(家庭の事情)
その時、私は”トウフ”をやめよう、積極的な子になろう、
と考え実行しました。

右手が不自由な事は変わらないので、
転校先でも”トウフ”でしたが、
トウフらしい人間を演じるようなことはしませんでした。
(因みに転校先では、”トウフ”ではなく”おから”という名称でした。)

中学生になってからも、
右手の不自由さは変わらなかったのですが、
担任の先生に配慮を求める事をやめてもらったため、
”トウフ”扱いされることは、無くなりました。

2020年10月19日月曜日

爪切り

リハビリ室で自主トレーニングしている時、
結構しっかりしていると思っていた高齢患者が、
一時記憶がダメになっている様子などを目撃します。

そういうのを見ると、
「ひょっとして私も頭がおかしくなっているのではないか?」
と不安になり、
リハビリスタッフに確認をしてしまいます。

先日、自分で爪切りをしていたら、
「爪切りをご自分で出来るんですね~」
と看護師に言われて、キョトンとしたけど、
認知症患者には爪切りを渡さないと知り、
「私は、やっぱり頭をやられているのかしら?」
と不安になっています。

看護師の発言は、
右手の麻痺が、爪切りが出来る程治ったね、
という意味かもしれないけど、
そんな風には聞こえなかったのよね。。。

2020年10月18日日曜日

セクハラ

リハビリ病院に入院中です。
患者は、70代以上の方が多いのですが、
この高齢患者のリハビリスタッフに対するセクハラが、
目に余るものがあります。

リハビリスタッフは20・30代の方が多いです。
高齢男性患者は、女性スタッフの腕をなでまわしたり、
胸元から手を入れてバストを触ります。
高齢女性患者は、男性スタッフの股間をつかんだりします。
(もっとエグイこともするらしい。)

患者は認知症があるんだろうけれど、
それを許していいのだろうか?
セクハラをする高齢男性患者に、男性スタッフをセッティングすると、
不機嫌になり、リハビリをしなくなったりするそうです。

もしうちの娘がセクハラされていると分かったら、
セクハラじじいに対して、
金属バットでフルスイングします!

年齢と共に、前頭葉が縮んで、認知症になるらしいけれど、
そうなるのは絶対嫌だなぁ。